一宮市にて錆びて劣化した折板屋根に塗装の工事を施工しました
今回は、一宮市にて施工させていただいた折板屋根の塗装工事の様子を紹介します。
このお宅では折板屋根を使われています。
折板は工場や体育館で使われる事が多い屋根材です。野地板(のじいた:屋根の骨組みの上に張る木の板)等の下地材が必要無いため短い工期で屋根を取り付ける事ができます。
材質は金属になるため破損はしにくいですが、錆びてしまうとそこから穴が空いてしまいます。錆びにくいガルバリウムやステンレス等の素材を使っていますが、錆びてしまう金属と接しているとそこから錆が移ってしまいます。
屋根を固定しているビスの部分です。
既に錆びてしまっており、折板まで錆が移ってしまっています。
このビスには黒いキャップが取り付けてあり、直接雨ざらしにならないようにしてありましたが、キャップをとってみると経年劣化によって中まで錆びてしまっています。
ビス以外にもアンテナも錆びやすいので定期的に点検してあげる必要があります。
この折板屋根には、錆びる一番の原因である雨から守る層を作る塗装工事や、折板の上にもう一つ屋根を作る重ね葺き等の工事が有効です。
基本的には屋根をもう一つ作る工事はとても大きな工事になってしまいます。施工にかかる金額も増えてしまうため、状態が酷くなければ塗装工事をするのが一般的です。
折板屋根に錆止めを塗ります。
塗装工事といっても、今の塗料は様々な特徴をもっており、複数の効果を与えるためにも複数回塗装するのが一般的です。
今回の屋根は高耐候性の塗料本剤の他、その下に金属に塗ると金属を錆びにくくさせる錆止めを塗ります。
他にも塗料本剤と素材を密着させるシーラーや、凸凹を均すためのフィラー等があります。
錆止めの上から塗料本剤を塗りました。
最近は塗料にもよりますが、7年から20年ぐらい持つ物もあります。費用はかかりますが、耐候年数の高い物を選ばれた方がトータルで見ると安く済む事が多いです。
二度目の塗料本材を塗りました。この現場はこれで完工となります。
塗装工事は3回塗りが基本とされており、下塗り材を塗って塗装の準備をし、本材を2回塗って長持ちさせます。
今回の塗装工事では屋根の状態を早期発見できたので塗装の工事を施工することができました。「街の屋根やさん」春日井店では屋根の点検だけでも無料でやらせていただきます。また、今回一宮市での施工となりましたが、稲沢市、清須市、名古屋市、各務原市など、近隣の地域でも幅広く対応させていただきますのでお気軽にご相談ください。
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