屋根の全体写真です。
この屋根はカラーベストという屋根材です。
全体写真では問題無さそうに見えます。

カラーベストの部分の写真です。
よく見るとヒビが入り、割れてしまっているのが分かります。

カラーベストは定期的な手入れが必要になる屋根材です。
セメントが主材で作られていることが多く、アルカリ性で強度を保っている為、酸性の混じった雨により中性化が起きてしまいます。
そうすると屋根材がもろくなってしまいます。
そうならないように、定期的な手入れをする事が重要になります。
ですが、今回のような突発的な自然災害により、しっかりと手入れをしていた場合でも、このような被害を受けてしまうこともあります。

棟の板金部分の写真です。
明らかに台風の影響で板金が曲がってしまっています。

板金がいつ飛んでしまってもおかしくない状態で、更に板金の中の木材(貫板と言います)が腐食してしまいます。
中の貫板が腐食してしまうと、板金を固定しているビスが抜けやすくなってしまいます。
ビスが抜けるとそのまま板金が剥がれて飛んでしまいます。

このお宅では定期的な手入れをしておらず、今回の台風での被害が大きかった為、

屋根の重ね葺き工事をお勧めし、施工する事となりました。

まずは、しっかりと定期的に点検を行う必要があります。
街の屋根やさん尾張北店では屋根の状態が気になるという方でもお気軽に点検にお伺いします。
屋根の状態が気になる方は0120-966-902までお問合せください。