<施工ポイント&こだわり>1. 既存瓦の撤去
まずは古くなった瓦を1枚ずつ丁寧に撤去しました。
瓦屋根は重量があるため、そのままでは住宅への負担が大きくなります。撤去後に下地をチェックし、必要な補修を行うことで、新しい屋根材をしっかり支えられる状態に整えました。
2. 下地の調整・防水シートの施工
瓦を外した後、屋根下地(野地板)の状態を確認しました。劣化や傷みが見られる箇所は補修し、防水シート(ルーフィング)を新しく敷設しました。
ルーフィングは「屋根の最後の砦」とも呼ばれ、雨水が侵入しても建物内部に入らないよう守る重要な役割を果たします。ここをしっかり施工することで、雨漏りのリスクを大幅に減らせます。
3. S&Sルーフの設置
次に、新しい屋根材である「S&Sルーフ」を取り付けました。
S&Sルーフはガルバリウム鋼板を使用した金属屋根で、軽量ながら耐久性に優れているのが特徴です。
従来の瓦に比べて重量が大幅に軽くなるため、住宅への負担が減り、耐震性も向上します。さらに表面には特殊な塗装が施されており、サビや色あせにも強く、長期的に美観を保てる点も魅力です。
4. 仕上げ・最終確認
屋根材を葺き終えたら、棟部分の施工や仕上げを行い、全体の確認をしました。
隙間や浮きがないかをチェックし、仕上がりを細部まで確認して完成となります。
<完成後の様子>完成した屋根は、美しいフラットなラインが際立ち、モダンでスタイリッシュな印象になりました。
施工前の瓦屋根に比べると、見た目もスッキリとしており、住宅全体の印象も明るくなったとM様から大変ご満足いただきました。
<屋根メンテナンスの重要性>屋根は普段目にすることが少ない部分ですが、住まいを守るために非常に大切な役割を果たしています。特に瓦屋根は、見た目には大きな問題がなくても、実際には内部で劣化が進んでいることがあります。
例えば、
瓦のずれや割れ
漆喰の劣化
下地の腐食
などは、放置すると雨漏りや構造体の劣化を招きます。
定期的に専門業者による点検を受けることで、早期に不具合を発見し、費用を抑えて修繕できます。今回のように劣化が進んでからの工事は費用も大きくなりがちですので、10年に一度の点検をおすすめします。
<担当者からのコメント>今回、弊社「街の屋根やさん尾張北店」に工事のご相談およびご依頼をいただき、誠にありがとうございました。
M様邸では、瓦の浮きやひび割れが多数見られ、将来的に雨漏りや地震時のリスクが心配される状況でした。今回S&Sルーフに交換したことで、軽量かつ耐久性の高い屋根となり、安心して長くお住まいいただけると思います。
弊社では「お客様に寄り添ったご提案」を第一に考えております。
今後も定期点検やメンテナンスでサポートさせていただきますので、どうぞ安心してお任せください。
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