
2023.06.14
今回は、豊山町で施工中の屋根のカバー工事を紹介します。前回、このお家の現地調査の様子を紹介しました。このお宅の現地調査の様子はこちら 屋根のカバー工事は、現在の屋根の上にもう一度屋根を作る工事です。 屋根からの雨漏れの原因となる防水シートの破損ですが、防水シートは直…

こんにちは!
尾張地区を拠点とし、屋根の専門店をしています。
「街の屋根やさん尾張北店」です!
今回は、愛知県一宮市にお住まいのS様より、屋根カバー工事のご依頼をいただきました。
S様は1年ほど前から雨漏りにお悩みでした。特に大雨や2~3日雨が続いた際に天井から水が落ちてきてしまい、ご自身でも何度か応急処置を試みられたそうです。しかし、雨漏りの根本的な原因を見つけて修繕するのは難しく、効果は一時的なものでした。
実際、屋根の修理は今回が初めてとのことで、「これ以上の被害が出る前にきちんと直したい」という思いで、弊社にご相談いただきました。
雨漏りは放置すると天井材の腐食やシミだけでなく、屋根下地(野地板)の劣化、断熱材や柱への水の浸入による構造体のダメージへとつながります。見た目だけでは判断できない深刻な事態に発展するため、早期の修繕が非常に重要です。
S様からは「これで雨漏りを完全に止めて、安心して暮らしたい」と強いご要望をいただきました。特に、これまで自分で補修しても改善しなかったことから、「専門業者にしっかり任せたい」というお気持ちが伝わってきました。
そこで弊社では、既存屋根の上に新しい屋根材をかぶせる「屋根カバー工法」をご提案しました。
屋根カバー工法とは?
既存の屋根材を撤去せず、その上から新しい防水シートと屋根材を施工する工法です。廃材が少なく工期も短いため費用を抑えられる一方、雨漏りのリスクを大幅に軽減できるのが特徴です。
今回の工事は次の流れで進めました。
現地調査と原因特定
既存屋根の状態を詳細に確認しました。瓦のひび割れやズレ、棟部分の劣化、雨水が入り込んでいた箇所を一つずつチェック。雨漏りの主な原因を把握しました。
既存屋根の清掃と下地確認
屋根全体のゴミや苔を落とし、下地の傷みが大きい箇所を補修しました。野地板に劣化が見られる場合、そのままカバーをしても効果が半減してしまうため、必要な補強を行いました。
防水シートの施工
屋根全体に新しいルーフィングシート(防水シート)を敷設。雨漏り防止の要となる部分で、屋根材の下で二重の防水層を作る役割があります。
新しい屋根材の取り付け
選定した軽量かつ耐久性のある金属屋根材を葺きました。金属屋根は瓦に比べて軽量で耐震性が高く、雨水の流れもスムーズになるため、雨漏りリスクが大幅に減少します。
棟部分・役物の施工
屋根の頂点部分(棟)や端部の仕上げ材も新しく交換。風の影響を最も受けやすい部分をしっかり施工することで、今後の台風にも安心できる強固な仕上がりになりました。
今回のように「自分で補修したけど直らない」というケースは多く見られます。屋根は専門的な知識と技術が必要な場所であり、見えない部分で劣化が進行している場合も少なくありません。
特に雨漏りは「天井にシミが出た時点」で既に屋根下地や構造体へのダメージが進んでいる可能性があります。だからこそ、少しでも異変を感じたら早めに点検・メンテナンスを行うことが大切です。
弊社では無料点検を実施しており、瓦や金属屋根の状態をプロの目で確認することができます。定期的な点検を行うことで、結果的に修繕費用を抑え、安心して長く暮らせる住まいを維持できます。
S様邸では、1年以上も続いていた雨漏りを根本から解決できたことを嬉しく思います。ご自身で何度も補修を試みられていたお気持ちは痛いほど分かりますが、やはり屋根は専門業者による確実な工事が必要です。
今回、屋根カバー工法によって新しい屋根材をかぶせたことで、防水性・耐久性ともに大きく向上しました。これで大雨や長雨の際も安心してお過ごしいただけるかと思います。
今後も定期的な点検を行いながら、末永く安全なお住まいを守っていただければ幸いです。S様、この度は弊社に工事をご依頼いただき、誠にありがとうございました。
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