
2023.10.10
施工前 今回は漆喰工事の様子を紹介します。今回のお家や塩焼きと呼ばれる和瓦のお家でしたが、漆喰が黒ずんで割れてしまっていました。和瓦は、陶器のような素材になるため、しっかり焼き固めてあります。そのため、年数が経過しても焼いた表面から雨が入ったりすることはありません。一方で、漆喰は…

こんにちは!
尾張地区を拠点とし、屋根の専門店をしています。
「街の屋根やさん尾張北店」です!
今回は、愛知県半田市にお住まいのH様邸にて実施した、
屋根の漆喰詰め直し工事の事例をご紹介します。
今回のお問い合わせのきっかけは、ガス給湯器の現地調査時のこと。
ご主人様とのお話の中で、「屋根の鬼首(おにくび)の漆喰が剥がれているのが気になる」というご相談がありました。
外から一緒に屋根の状態を確認したところ、鬼首だけでなく、棟瓦全体にわたって漆喰の劣化が見られる状態でした。
長年の風雨にさらされた影響で、漆喰が剥がれ、ところどころ黒ずみも見受けられました。
建物は築30年以上の木造住宅。屋根裏を確認したところ雨漏れは発生していませんでしたが、このままでは今後の心配があると判断し、
「専門の業者に点検してもらった方が確実です」とお伝えしたところ、後日正式に屋根点検と見積もりをご依頼いただきました。
H様のご要望は、「今の段階でしっかり補修し、安心して住み続けられるようにしたい」というものでした。
特に、「瓦の下の漆喰がこんなに劣化するとは思っていなかった」と驚かれており、屋根の構造やメンテナンス周期についてもご説明しながら、必要な工事をご提案しました。
調査の結果、棟瓦・鬼瓦まわりの漆喰全体が経年劣化しており、風雨で剥がれやすい状態になっていました。
放置すると、漆喰の隙間から雨水が侵入し、内部の土台や木部が傷んでしまう可能性があるため、早期対応が重要です。
劣化・剥離した漆喰を丁寧に除去
高圧洗浄で施工面を清掃
新しい漆喰を丁寧に詰め直し
鬼首や棟の接合部にしっかり充填し、強度を確保
最後に全体点検と、写真付きの完了報告をご提出
今回の施工では、既存の瓦を活かしながら劣化箇所のみを補修することで、コストと工期を最小限に抑えました。
また、漆喰の色味も自然な仕上がりとなるよう調整し、見た目にも配慮しました。
このたびは、弊社「街の屋根やさん尾張北店」に
工事のご依頼をいただき、誠にありがとうございました。
H様のように、屋根の劣化は気づかぬうちに進行しているケースが非常に多く、
「給湯器や外壁など、別の場所の工事中に気づく」ということも少なくありません。
漆喰は屋根の防水性・耐久性を維持するために欠かせない部材ですが、
10年〜15年を目安に点検・補修することが推奨されています。
今回は、雨漏りが発生する前に補修できたことで、お住まい全体の寿命を延ばす効果が期待できます。
今後も安心してお住まいいただけるよう、定期点検やお困りごとのご相談にも対応いたします。
H様、ありがとうございました!
半田市での屋根補修・点検相談は、
【街の屋根やさん尾張北店】まで
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