
2023.10.10
施工前 今回は漆喰工事の様子を紹介します。今回のお家や塩焼きと呼ばれる和瓦のお家でしたが、漆喰が黒ずんで割れてしまっていました。和瓦は、陶器のような素材になるため、しっかり焼き固めてあります。そのため、年数が経過しても焼いた表面から雨が入ったりすることはありません。一方で、漆喰は…

I様邸は築25〜30年の木造住宅。
ご夫婦で長年住まれている大切なお住まいです。
今回の工事のきっかけは、お隣のお宅の屋根工事でした。
当社が施工している様子をご覧になり、
「うちもそろそろ点検しておいた方が良いのでは」と、
ご主人様より屋根点検のご依頼をいただきました。
現地調査の結果、漆喰の劣化や剥がれが多数見受けられ、
一部には棟のズレも確認されました。
このままでは雨漏りや瓦の落下などのリスクが高まる状態でした。
<工事のご要望>
I様からは以下のようなご希望をいただきました。
雨漏りなどのトラブルが起きないように、早めに修理しておきたい
家はあと10年は住みたいので、その間安心して暮らせる状態にしたい
目に見える部分だけでなく、隠れた劣化部分もしっかり見てほしい
漆喰は屋根の中でも**「見えにくく、劣化に気づきにくい」部分。
しかしながら、漆喰の劣化は瓦のズレや落下、雨漏りといった深刻なトラブルの原因**にもなります。
特に築25年以上の木造住宅では、漆喰の点検と補修が非常に重要です。
今回のように、気づいた時に早めに対応することで、
将来的な大規模修繕を防ぎ、コストも抑えられます。
今回の工事は5日間の工程で行いました。
まずは作業用足場を設置し、安全確保と養生を実施。
近隣へのご挨拶も済ませ、工事スタートです。
屋根の棟や隅棟など、漆喰が劣化している箇所を丁寧に撤去。
古くなった漆喰をそのままにしておくと、瓦がズレたり、雨水の侵入が発生する可能性があるため、慎重に作業を進めました。
撤去後、防水性・密着性の高い漆喰材を使って再施工。
見た目の美しさはもちろんのこと、長期にわたる耐久性にもこだわっています。
全体の仕上がりを確認後、清掃と足場の撤去を行いました。
最後にI様にも状態をご確認いただき、安心していただけました。
今回、弊社「街の屋根やさん尾張北店」に
工事のご相談および、ご依頼いただきありがとうございました。
お隣様の工事がきっかけとはいえ、
ご縁をいただき、お住まいを任せていただけたことに感謝いたします。
I様のお宅は築年数は経っていますが、構造はしっかりしており、
適切なメンテナンスを行うことで、今後10年、安心してお住まいいただける状態になったと自信をもって言えます。
「まだ大丈夫」と思っているうちに、屋根は確実に劣化していきます。
私たちは、点検から丁寧に対応し、お客様の安心と快適な暮らしを守る施工を心がけています。
今後も顧客満足を第一に、お客様に寄り添った提案・施工を行ってまいります!
ありがとうございました!
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